この夏、ちょっとしたきっかけから、仕事で知り合った店長仲間たちと一緒に台北ペットショーを訪れることになりました。
真夏の台湾を旅することは、台湾人の私からすると正直おすすめできません。火のついたガスコンロの上を想像して見ればわかるように、その暑さの中で何時間も歩ける自信はありません。
ただ、初めてのペットショーには興味津々なのと、めったに集まれない忙しい店長仲間のメンバー達との初めての旅行なので、美味しい地元食をたくさん味わって帰ろうという意気込みで行ってまいりました。
リーズナブルかつ安心快適のエバー航空 東京成田-台北桃園便
最近の台湾行きによく利用するのはエバー航空です。エバー航空はアメリカの有名旅行雑誌「Travel + Leisure」において、2024年ワールドベストインターナショナルエアラインズの10位にランクインした、結構信頼性の高い航空会社です。
また、2023年の「ベストエアライン機内食」と「北米地区国際線ベストエアライン」ではどちらも8位にランクインし、機内食や高品質なサービスの部分でも高く評価されています。
台湾の航空会社なので、飛行機に乗った時点から懐かしい味の機内食が味わえるのも嬉しいポイントの一つです。お食事はさっぱり中華のイメージで、新鮮なフルーツも楽しめます。
個人的には台湾の果物の中で芭樂 (グァバ) が大好きなので、台湾へ行く時に必ず食べるのですが、機内食では万人受けのパイナップルの方が多く提供されている感じです。(芭樂の中の種を取ってから食べています。)
MRT中山駅から徒歩1分 スタイリッシュなビジネスホテルTangoホテル南西館
桃園空港から台北へは、高速鉄路やMRT、バス、タクシーなどの移動手段がありますが、経済的に安くかつ時間もスピーディなMRT空港ラインをおすすめします。桃園空港の第一ターミナルから直通35分で台北駅に到着します。
料金は片道160元 (日本円にして約720円、2024年9月30日のgoogleレートで計算) で、とてもリーズナブルです。
出典：桃園MRT股份有限公司
そして今回特に紹介したいのは、出張期間の連泊で利用したThe Tango Hotel Taipei Nanshiタンゴホテル南西館 (天閣酒店-台北南西) ですが、台北駅からMRT淡水ラインに乗り換え一駅の中山駅から徒歩わずか1分、台北駅と人気の西門町ショッピングエリアから徒歩10分の場所にあります。
出典：台北大衆捷運股份有限公司
外観的には、シックでスタイリッシュな建物で、一見ホテルに見えない造りです。1階のロビーに入ると英語も話せるスタッフさんが対応してくれて、事前に予約していたのですぐにチェックイン手続き済ませて部屋に入れました。
朝食は台湾のソールフードの豆醤 (豆乳) や小籠包、新鮮な台湾フルーツがたくさん並ぶビュッフェスタイルで、宿泊客には無料で提供するという利便性の高いホテルです。
MRTに隣接している以外に、近くに銀行や三越デパート、中山商店街、人気のドラッグストア、もちろんコンビニもあるので、滞在時間の最後まで買い物を堪能できます。
今回はジャグジー付きのシングルルームに泊まりましたが、聞けばほとんどの部屋にはバスタブがついているそうで、商談や観光で疲れた日にゆっくり湯船に浸かれるのも嬉しいポイントです。
活気溢れる台北ペット用品展2024 (TAIPEI PETS SHOW)
若い頃アメリカに住んでいた時、部屋が広かったので２匹の猫を飼っていましたが、それっきりでほとんどはペットなしの人生を過ごして来ました。動物は好きなので、ペットショーがどんなものなのか、行く前から楽しみにしていました。
展示会開催日: 2024年7月5日 (金) ～7月8日 (月)
会場: 台北南港展覧館
アジアで最大級のペット展示会のひとつで、開催期間4日間で15万人ほどが来場したと統計されています。
立派なワンちゃんが入り口すぐのところで出迎えてくれました!!
写真を自由に撮ってもよいみたいなので、パシャパシャッと何枚も連写しました。見れば周りはペットを連れた飼い主で多く賑わっていて、一種のペット交流会みたいな感じになっていて癒される空間です。
こちらのブースの前には特に人集りがすごくて、聞いてみたら台湾の副総統が視察に来ているとのことで、覗いてみました。撮影のメディア陣とセキュリティ関係者ばかりで、あまりよく見えませんでした。
ペットショーは２つのフロアに分かれていて、広い敷地の中にペットフードを中心にブースが立ち並び、ペットサプリ、ペット用品などの分野も多く出店されています。
Mordor Intelligence™ Industry Reports が作成した、2024 年の台湾ペットフード市場シェア、規模、収益成長率の統計によると、台湾のペットフード市場規模は6.40%年に8.2億米ドルと推定され、2029年までに11.2億米ドルに達すると予測されています。
台湾はまさに今、ペットブームが拡大しています。
なんと、フロアの奥に進みますと、うさぎレースが始まっていました。台湾ではうさぎを飼っている人口も多いのでしょうか？真剣な表情でレースの開始を待っている参加者たち、その緊張とした瞬間を捉えました。
台湾旅行には欠かせない グルメな食べ歩き体験
今回の旅行はペットショーが目的でしたが、短い滞在期間を利用して台北での食べ歩きも楽しめました。
本当にたくさん美味しい食べ物があって、紹介しても紹介しきれませんが、特に感動しましたこちらのお店をぜひ皆さんにおすすめしたいと思います。
食べログでの評価が高く、夏の台湾風スイーツで優しい甘味です。口の中でとろける豆花（豆乳を柔らかく固めたもの）を始め、タロイモで作ったお団子、黒糖ベースのかき氷、さっぱりハーブ味の仙草ゼリーなど、どれも私の大好物です。
次回台北に寄ったらリピートしたいお店です。(榕美樹館。MRT淡水ライン、雙連駅から徒歩1分。)
台北の観光名物、中正紀念堂の衛兵交代式は、ご存知でしょうか？
台北駅からMRT淡水ラインを象山方向に乗り、二駅目の中正紀念堂を降りて行くと、目の前に広大な広場が見えます。その奥に建っているのが中正紀念堂という立派な建物です。
炎天下の中だったので広場の中10分ほど歩くと汗でびっしょになりました。幸い、建物の一階には冷房でキンキンに冷えていたギャラリーホールがあり、記念品やお土産ショップもあったので、衛兵交代式の開始を待っている間は退屈せずに過ごせました。
この中正紀念堂の中には、初代台湾総統、蔣介石 (しょうかいせき) の大きな像があり、衛兵の立哨と交代式が定刻で行われていて、外国からの観光客にとっては必見の人気スポットです。
さて、中正紀念堂の近くにあるこちらの杭州小籠湯包というお店ですが、台湾通の日本観光客の間では多分知っている人も多いと思います。お昼の時間なのですが、かなりの量の小籠包を注文してみんなで平らげました。
写真の手前にある、ヘチマと蛤を蒸した料理ですが、さっぱりした塩味と生姜が効いていて、夏バテの予防には最高の健康食です。
あっという間の台湾ほっこり旅、台北ペットショーについてもっと書きたかったのですが、食べ物が王道の台湾なので、最後にご紹介したいのは私の中ではリピート率の高い、桃園空港第1ターミナルの地下一階フードエリアにある三寶飯についてです。
三寶飯は、鶏肉、鴨肉、叉焼の3種類の肉を盛り付けた、台湾の巷ではよく食べられているメニューです。元々は広東の名物料理ですが、広東の名物ご飯に台湾風にアレンジされた独特のスパイス効いたお肉が、絶妙にマッチして、一回食べたら忘れない美味しさです。
出発までのほっこりタイムを、毎回の台湾旅行の最後の楽しみにとっています笑。
いかがでしたでしょうか?
簡単ではありますが、少しでも台湾を身近に感じて頂けたら幸いです。
最後までお読み頂き有難う御座ました。
当ブログをきっかけにお店にもご来店頂けたら嬉しいです!!
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それではまた次回のブログをお楽しみに!!
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